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元日本1位 浦和洋一の「チャンピオン飯店」最終営業日の思い出

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皆様こんにちは。
ボクサーのお店レポ、第109回はこちら。

元全日本ライト級新人王、元日本Jrウェルター級1位の浦和洋一さんの中華料理店「チャンピオン飯店」です。

一度お姿を拝見したら忘れられない名物店主!強烈で明るいキャラクターで多数のメディアに出演している浦和さん。ずっと気になっていたチャンピオン飯店にやっと来れた…と、思いきやなんとこの日、2023年1月29日がこの場所での最終営業日だったのです。間に合って良かった(泣)

最初で最後となってしまった名古屋のチャンピオン飯店。美しい思い出を共有いたします。

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見納めの外観

お店の歴史は長く、中区上前津で25年営業後、タイへ2年移住。日本に帰国して一宮市で7年、津島市で1年半の営業。浦和さんの料理人キャリアはトータル30年を超えています。

名古屋市昭和区のこの店舗もこの日で最後。黄色背景に赤字で「チャンピオン飯店」の文字は目立つので、初めて来てもすぐに見つかりました。

思い出がいっぱいの店内

元々は4人掛けテーブルが2つとカウンターが6席だったそうですが、テーブルは既に撤去されておりカウンターのみでの営業。別れを惜しむ様に常連さんが何人も挨拶に来ていました。

押せるボタンが少ない券売機

最終日で食材が少ない為、提供メニューも限られており押せるボタンは少ないですが醤油ラーメン・餃子・炒飯を購入。

写真に残る時代の記憶

右アッパーを放とうとする瞬間の現役時代の浦和さん。世界王者の星野敬太郎・畑中清詞に囲まれてベルトを肩に掛ける浦和さん。スキンヘッドの時代もあったのですね。(似合ってる!)

名古屋が生んだチャンプ達のグローブ

名古屋エリアから世界の舞台に羽ばたいたチャンプ達のサイン入りグローブ。ここまで丁寧に飾れているお店は他にあるでしょうか。

誇らしい表彰状

新人王を獲得した時の賞状から調理師免許証まで、浦和さんのキャリアの要点をそのまま形にした様な思い出の記念品たち。今も大切にされています。

チャンピオンの味

ドリンクはセルフサービスとの事で、自分で冷蔵庫からキリンラガーを取り出しました。

昼の11時からビール

来る前から飲むつもりでしたが、この日がラストだと知り切ない一杯となってしまいました。しかし美味い。

リズミカルに鍋を振る浦和さん

「材料が切れちゃってね~。今日のはあんまり美味しくないのよ。ごめんね。100点中70点ぐらいの味だから、今日のは」そう言いながら手慣れた手つきで調理してくれます。

定番のチャンピオン餃子

大きめサイズで肉や野菜のバランス良く、ギッシリと旨味が詰まっております。素直にウマい。

ラストチャーハン

「本当はネギと卵と肉を乗せるのが一番なんだけど、今日はこれになっちゃう」と、ひたすら材料不足の中での調理であることを残念がる浦和さん。美味しいですよ。それにこの日しか味わえないものなので貴重という考え方もできる。

極細の縮れ麺

林製麺製に特注しているという極細縮れ麺。そこに優しい味わいのあっさり系醤油スープ。これは何杯でもイケてしまいそう。もっと違う種類のラーメンも食べてみたかった…!

チャンピオンとの会話録

浦和さんとお呼びしたら怒られました^^「浦和さんじゃなくて、チャンピオンと呼んでね♪」そりゃそうですね。伝説のチャンピオン飯店の店主だから、呼ばせていただきます。チャンピオン!

最終営業日の出会い

開店時間11時のはずなのに、その時間になっても開店する気配がない。まさか今日は営業してないのか?と心配しながら電話をかけてみたところ…

「ごめんね~開店の札を出してないんだけど、入口のドアの鍵開いてるから、入ってきてちょうだいな」

入ってみると常連さんらしきお客様が既に一人にカウンターに。そこで初めて今日がこのお店の最終営業日だという事を知らされました。ボクサーのお店巡りが趣味である事、チャンピオン飯店に来れる今日を楽しみにしてたことを自己紹介を兼ねてチャンピオンに伝えると、とても喜んでくれました。

「嬉しいね~ありがとう!今日来てくれて本当に良かったよ。もし明日だったら出会えなかったからね。わざわざボクシングファンのブロガーさんが来てくれたなんて、閉店するのをやめたくなっちゃうよ^^」

いつかは岐阜で復活を!

30年を超える料理人キャリアの中で、移転は何度か経験しているチャンピオン。この名古屋の桜山のお店は閉めてしまいますが、次の展開も考えているそうです。

「もちろん復活するつもりだよ!すぐというワケじゃないけどね。しばらく知り合いの居酒屋を手伝う予定で、その後で準備が整ったらいつか岐阜でチャンピオン飯店を復活させたい。是非その時はまた会えたら嬉しいね。」

その後も、チャンピオンとの別れを惜しむ常連さんが次々と来店。この日はカウンター席だけでの営業なので、次のお客様の為に早めに帰ることにしました。本当はもっとチャンピオンにボクシングや料理愛について色々聞きたかったけど…それは次に会えた時のお楽しみ。今日は運よく会えた事の素晴らしさに感動!本当に間に合ってよかったです。ありがとうチャンピオン!

復活の日まで

いつか岐阜でチャンピオン飯店の再開を考えており、この名古屋のお店に飾っている写真やサイン、トロフィーはその時まで大切に保管するそうです。「"新"チャンピオン飯店」復活の時…その日を楽しみにして待ちましょう。

当ブログではチャンピオンの今後にアンテナを張って情報収集していくつもりですが、もっと詳しい方もいるかもしれません。もし早々にそういった情報をキャッチアップした方がいらっしゃいましたら是非教えてください。よろしくお願いします。

以上、第109回ボクサーのお店レポ「元日本1位 浦和洋一のチャンピオン飯店 最終営業日の思い出」でした!

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