さあ始まりました。BOXINGのBOXINGによるBOXINGの為のBOXING。わたくしBOXINGブロガーTokkyでございます。このオープニングトークにピンと来た方、正解です。愛すべきファン達#4は皆様ご存じのこのお方、熱きBOXING YouTuber「B&Bさん」ことBOXING and BOXINGさんです!
ラジオ形式で国内外の試合の予想や感想を熱く深く語る、BOXING好きによるBOXING好きの為のYouTubeチャンネル。もはや説明不要ですね。ニューヨークにお住いのB&Bさんとオンラインで繋がり、完全に取材である事を忘れて3時間超えの楽しいボクシングタイムを過ごしてしまいました。その一部始終をどうぞ。
ボクシングとの出会いとハマるまで
まずはボクシングとの出会い、好きになったきっかけから教えてください。
「ボクシング好きの父が撮り溜めたVHSが自宅に大量にあったので、自然と小学生の低学年の頃から観る様になりました。それと漫画のはじめの一歩の影響が大きいです。何か家事を手伝ったりテストで良い点数を取ったりすると父がご褒美としてはじめの一歩を一冊ずつ買ってくれたので、続きが読みたくてテスト勉強を頑張ってました。特に日本タイトルマッチの幕之内一歩vs千堂武士の試合は読んでて本当に手に汗握りました」
幕之内一歩vs千堂武士というと1990年代の半ばあたりです。その頃に活躍していたボクサーで特に印象深く覚えている選手は誰でしょうか。
父を泣かせた辰吉丈一郎
「父が辰吉さんファンでデビュー戦からずっと追いかけてたんです。不利と言われたシリモンコン戦で勝って世界王者に返り咲いた時、父が号泣してて。こんなに感情を揺さぶられてる父を見るのは初めてだったので子供ながらに強烈なインパクトを感じてました。辰吉さんのカリスマ性は凄い!今でもあの試合の映像を振り返ると泣いちゃいますね」
悲しそうな畑山隆則
「連勝街道をひた走る畑山さんを見て、凄くカッコ良くて勢いのある選手が出て来たと注目してました。世界初挑戦の崔龍洙との第一戦がこの頃です。ドローと聞いて小学生の僕は〈負けてないじゃん〉と思ったのに畑山さんがめちゃくちゃ悲しそうな顔してるんです。挑戦者にとってドローは負けと同じ扱いなのか…なんて厳しい世界に生きてるんだと。そこから伝説のコウジ有沢戦、崔龍洙との再戦で更にハマっていきました」
漫画の様なナジーム・ハメド
「父とWOWOWエキサイトマッチを観てて、おおおおお!となったのがナジーム・ハメド。トム・ジョンソン戦のアッパーのカウンターで倒すKOシーンでなんじゃこりゃ!となって、そこから倒し倒されのケビン・ケリー戦でガチハマり。ハメド特集を録画したVHSを何度も観返してました。はじめの一歩に出て来るブライアン・ホークとハメドがリンクしてる感じも面白かったな~」
人間の動きをしないロイ・ジョーンズ
「この頃のロイはバケモン。もはや人間の動きをしてないレベル。父がジェームス・トニーのファンだったんですけど、そのトニーに勝ったロイはとんでもない選手だからよく観ておけと言われました。ボディーで悶絶させたバージル・ヒル戦やヘビー級を獲ったジョン・ルイス戦を思い出しますね。こんなスーパーマンに誰に勝てるの?と思いきやアントニオ・ターバーにまさかのKO負け…ショックでした」
ガス欠の姿も眩しいオスカー・デラ・ホーヤ
「それまでは試合というより《その選手の物語》から入ってボクシングを観ていたんですが、初めて純粋に試合の面白さにひれ伏した試合がオスカー・デラ・ホーヤとアイク・クォーティーの試合です。緊張感の途切れない攻防が続いた末、最終回のデラ・ホーヤの無酸素連打!ラッシュの後にガス欠になった姿にもボクシングのリアルを感じましたね。全てを出し切った人間はこうなるんだと」
華の90年代を彩った国内と海外のスター選手達。JOE辰吉のシリモンコン戦は永遠のメモリアルファイト。僕も90年代からハマったのでめちゃ共感します。では現在と過去含めてオールタイムでB&Bさんの推しボクサーを3人あげるとすれば誰でしょうか。
「3人なんて選べません!選べませんがスッと今浮かんできたボクサーは…」
伝説のヒットマン、トーマス・ハーンズ
「まず見た目が好きです。雰囲気があってカッコ良過ぎ。あの腕の長さを活かした独特のヒットマンスタイルは彼にしか出来ません。80年代の中量級黄金時代を盛り上げた四天王のハーンズ、レナード、ハグラー、デュラン。彼らをリアルタイムでは観ておらず、映像で振り返った世代としては彼らへの思い入れはかなり強いです。ハーンズがデュランをKOした試合があまりにも強烈。繰り返し観てしまう試合のひとつです」
戦術も貴公子のアレクシス・アルゲリョ
「ボクシング愛が高まってから好きになったのがアルゲリョ。とにかくボクシングが美しい。ボクシングはよくアート・芸術だと表現されますが、まさにそれです。貴公子のアルゲショがファイタータイプのマンシーニを左のリードパンチを軸にコントロールした試合が忘れられません。喧嘩とは違うボクシングの美しさが詰まった試合を見せてくれるレジェンドでした」
完全なる推しボクサー田中恒成
「田中恒成さんは僕の完全なる推しボクサーです。引退発表を聞いた時は泣きました。デビュー戦からずっと強い相手とだけ対戦してましたよね。デビュー戦で世界6位のランカーと対戦なんて聞いた事あります?異例中の異例ですよ。その後も強い相手とだけ対戦しながらの木村翔戦、井岡一翔戦、田口良一戦。日本人対決でこれだけ《名試合》を作ってくれた本当に稀有な存在。どんな時でも発言と行動が一致している有言実行ぶりがとにかくカッコ良い。発する言葉、対戦相手の選び方、試合内容、キャリアの作り方。ボクサーの中でも桁違いのことを彼はやってたと僕は思います!」
田中恒成さんへのリスペクトは対談動画からビンビン伝わって来ました。確かにデビュー戦で世界ランカーと対戦なんて超異例。最近の大型新人のデビューでもそんな話は聞かないです。どの試合でも自分から見せ場を作りに行く田中恒成さんが僕もとても好きでした。
日本とアメリカのカルチャー
お父さんの影響をきっかけにボクシングにのめり込んだ後、試合会場への観戦は行かれてましたか?
「そんなに多くはなくて何度か行ったぐらいです。日本からニューヨーク(以降NYと表記)に来たのが2016年からなのですが、NYに来てから生観戦の頻度は激増しました」
NYでの生観戦は羨ましい。日本と海外では興行にどんな違いがあるんでしょうか。
「観やすさという点では後楽園ホールが最高です。ボクシングファンがボクシングを観るために最も適した空間だと思います。一方で演出やリングアナの迫力なども含んだ盛り上げ方はアメリカが凄い。足を運ぶ度にエンタメの国だと強烈に感じます。有名な試合会場には全て行ってますが住んでるのがNYなので、NYにあるMSG、バークレイズセンターの興行には頻繁に参戦してます」

アメリカの興行の中継を観てると、試合中に場内で乱闘が始まってリングサイドの観客達が立ち上がって試合そっちのけで騒ぎの方を見てるのが印象的です。けっこうな頻度で乱闘が起きてませんか?
「起きてます(笑)毎回じゃないけど、珍しくはないですね。4~5回に1回は誰かしら喧嘩してるかな。ファンの熱が高くてヒートアップしちゃう。個人の主張が強いんで主張と主張がぶつかって起きるんです」
試合中のブーイングも凄いですよね。ちょっと手数が少ないとすぐにブーイングが出るイメージです。
「もうブーイングするの?ていうぐらい早いですね。辛抱強さがないんです。あれがカルチャーなので、アメリカ人選手は気にしてなさそうです。そういうもんだよね、みたいな。例えば日常生活の中で車のクラクションって日本人はそんなに鳴らさないじゃないですか。こっちはバンバン鳴らすんです。こんなところで鳴らしても意味ないのでは?って思う場所やタイミングでも鳴らします。試合中のブーイングも同じ様にナチュラルに反応として出ちゃってるだけというか、そこまで思想を込めたブーイングではないんです。ある意味でエンタメを楽しむ時の礼儀ぐらいな意識で彼らはやってるんじゃないかなと思います」
日本だとブーイングが出るのは体重超過した外国人選手の入場時ぐらいで、手数が少ないぐらいならファンは皆静かに観てますね。
「カルチャーの違いですね。アメリカ人は選手とファンとコミュニケーションだね~ぐらいな。アメリカの感覚に慣れてから日本の興行を観てると、アメリカだったらもっとワーって騒ぐところなのに静かだなと感じるシーンがあります。どっちが良い悪いじゃなく《違い》です。どっちも好き。僕はNYに10年いてだいぶ感覚がアメリカナイズされちゃってるんで、日本の興行の配信を観て日本人の丁寧さみたいものを新鮮に感じてます」
試合会場で有名選手に話しかけた時にどんなリアクションだったとか、そのあたりのエピソードもお聞きしたいです。
「会場に来てたタイソン・フューリーに握手して貰いました。デカすぎて同じ人間とは思えなかったです!めっちゃフレンドリーで、そこはアメリカやイギリスのカルチャーの良い所。選手がファンに対して気さくです。ファンもファンであまり遠慮しません。日本はリスペクトの精神と相手を敬う心が強いので、迷惑かもしれないと考えたりして、そこまでガツガツいかない人が多くないですか?」
行く人は行きますが、大抵はそういうスタンスの人が多い様に感じますね。周りの空気を読む文化があると思います。
「こっちのファンはガンガン行きますし、選手もそれに慣れてて凄いフランクに会話してくれます。接して嫌な人だった事は一度もありません。スブリエル・マティアスと写真を撮ったんですが、マティアスはちょっとだけ怖いというか、何を考えてるか分からないイメージがあったんですが超良い人でした。彼はアメリカ人じゃないから英語が話せないんですけど、こちらから英語で話しかけたら慣れない英語で一生懸命に喋ってくれて。そんな対応されたら応援したくなっちゃいますよ」

貴重なエピソードをありがとうございます。スブリエル・マティアスのイメージが激変しました。日本とアメリカのカルチャーの違いから来るボクシング会場での違いアレコレも面白いです。いつかアメリカにビックマッチを観に行きたい!
NYでの現地観戦!思い出の6試合
B&Bさんが観戦してきた試合の中で、特に強烈で忘れられない試合をエピソード付きでお願いします。
テレンス・クロフォードvsアミール・カーン
2019.4.20/MSG

「ファン同士のガチファイトに巻き込まれ恐怖を感じました。カーンがローブローを打たれて休憩を与えられたけど、試合再開に応じずに放棄したらクロフォードのTKO勝ちになるという…これからという所でのスッキリしない残念な終わり方に場内騒然。カーンのファンvsクロフォードのファンで取っ組み合いの喧嘩に発展です。ビールの投げ合いも凄くて僕もビールまみれですよ。隣の席で喧嘩してた人達におまえはどう思う?と聞かれて、僕はクロフォード応援だったので《こういう事もあるんじゃないか》と答えたら、わかってねえな!と怒鳴られました。かなり激しかったです(笑)」
デオンティ・ワイルダーVSバーメイン・スティバーン2戦目
2017.11.4/バークレイズセンター
「アンダーに近藤明広vsセルゲイ・リピネッツの世界戦があって、メインがヘビー級の世界戦。この日は普段ボクシングを観慣れてない友人を連れて行ったんです。アンダーカードで判定決着が続いて友人がダレちゃってました。野球やサッカーはその試合だけですが、ボクシング興行って何試合もあるから見慣れてないと疲れちゃうじゃないですか。疲れで眠くなりそうなところにメインのワイルダーが初回壮絶KO! なんだあのバケモンは!と友人が大興奮で僕も嬉しかったです。ヘビー級のKOシーンは現地で観たらとんでもない迫力でした。この時のメインの開始時間もいつも通り遅かったですね。アメリカって西海岸(ラスベガス側)と東海岸(NY側)で時差があるんでNYの興行って夜遅くまでやることが多いんです。西海岸の方が4~5時間程早い。なのでNY興行ってだいたいメインが終わると深夜1時ぐらいが当たり前。SNSを見てると日本では22:30に興行が終わるのしんどいって言ってる人が居て、そうか日本には終電があるんだった!と思い出しました。NYでは地下鉄が24時間走ってるので終電という概念が無いんです」
テオフィモ・ロペスvs ジョシュ・テーラー
2023.6.10/MSG

「僕はずっとテオフィモ推しです。ですがカンボソス戦やマーティン戦のパフォーマンスが期待値を下回ってしまいテオフィモ熱がほんの少し下降中で…気持ちを奮い立たせて応援に行ったのがテーラー戦でした。NYってスコットランド系の移民の人達も多いのでテーラー応援団もかなりの数です。たまたま僕の席がテーラー応援団に囲まれた位置で、NYなのに超アウェイという(笑)素晴らしいパフォーマンスで完勝してくれたので《やったぜ!楽勝だったよテオフィモ!おめでとう》と叫んだら、周りのテーラーファンから睨まれました。ファンとしてモヤモヤする試合が続いていた中での劇的な完勝だったので嬉しかったですね。シャクールには負けてしまいましたが、復活に期待したいです」
テオフィモは日本のファンにも人気が高いボクサーですね。ところで、NYでアメリカ人選手と日本人選手が対戦する時は、B&Bさんはどちらを応援されるのですか?
「決まってるじゃないですか。もちろん日本人選手です!」
尾川堅一vsアジンガ・フジレ
2021.11.27/NY・フールー・シアター

「NYのファンは日本人ファイターに詳しいわけじゃなく尾川選手の事はそんなに知らない感じでしたが、僕は日本人ですし尾川選手の試合をずっと追いかけて来てますので、行け行け尾川選手で応援です。尾川~!と叫びまくってたらDAZN配信で僕の叫んでる声が拾われてました。それぐらい大声を出して喜びを表現しますよ。応援するのは日本人ですが、観戦時の表現スタイルはアメリカ寄りです。何度もダウンと取ってほぼTKO勝ちに近い大差判定で尾川選手が勝ってくれました」
シャクール・スティーブンソンvs吉野修一郎
2023.4.8/プルデンシャル・センター

「当然の様に吉野選手を応援に行きました。会場の場所がシャクールのド地元で声援もシャクール一色の中、何回か一人で吉野コールを頑張りましたがシャクール強し。相手が有利なのは分かっててもショックな内容でしたね…日本国内最強の吉野選手でもこうなってしまうのかと。これがライト級の世界の頂点かと思い知らされました。それでも入場時にウルフルズのガッツだぜ!が流れた瞬間の胸の高鳴りは素晴らしいものでした」
アンディ・クルスvs三代大訓
2025.6.14/MSG

「この時も三代選手の入場でギンギラギンにさりげなくがNYに流れるという嬉しいひと時を喜んだ後、試合内容は現実を思い知らされる展開に。更に三代選手を倒したアンディ・クルスが次の試合でレイモンド・ムラタラに負けてしまうんですから…ライト級の層の厚さと厳しさをここでも実感しました」
僕も三代選手をずっと追いかけて来て、日本から声援を送りましたが現実は厳しかったですね。そういえば同じMSGで開催されたリナチェンコは現地観戦されましたか? ※リナチェンコ=2018年開催のリナレスvsロマチェンコの略
「それが行ってないんです。どうしてもスケジュール調整が出来なくて、NYに住んでいながらNY開催のあのビックマッチを観れなかったのが悔しくて悔しくて。こんな思いは二度としたくないから、観たい試合は必ず行くぞ!心に誓うきっかけになりました。リナチェンコの見逃しは一生の後悔です」
分かります。僕も行けるのに行かなくて後悔が残る3試合。JOE辰吉vsシリモンコン、長谷川穂積vsウーゴ・ルイス、村田諒太vsロブ・ブランドⅡ…この悔しい思いがあるので、これからは観たい試合は必ず行くと心に誓っております。
追いかけてきたホープが世界を獲る瞬間
ボクシングを観てて嬉しい瞬間って、応援してる選手が勝った時や名勝負と出会えた時ですよね。
「はい。それともう一つあります。デビューからずっと追いかけてきたホープが世界を獲る瞬間に立ち会えた時です!コアなボクシングファンの醍醐味と言えると思います。忘れられない王座奪取劇について話しますね」
IBF世界ライト級タイトル戦
テオフィモ・ロペスvsリチャード・コミー
2019.12.14/MSG
「もう最高。素晴らしかったです。喜び爆発。ホープ時代からずっと追いかけて来たテオフィモがついに世界王者に!中谷正義選手に苦戦しているし、当時22歳と若いのでコミーには勝てないという前評判の中、鮮やか過ぎる2回KO勝ち!テオフィモのバク転で会場が盛り上がって、勝利者インタビューで叫んだ〈Anything is possible!(不可能なことなんてない)〉も凄く胸に響きました」
WBO世界ライト級タイトル戦
デニス・ベリンチクvsキーショーン・デービス
2025.2.14/フールーシアター

「五輪の頃からキーションを追いかけてます。ものすごく期待されてトップランクのプロモートで実力を付けてスムーズに駆け上がっての世界奪取。素晴らしい内容でした。それだけに次の試合での体重超過は残念でしたが。。」
追ってきたホープが世界を獲る瞬間は確かにグッと来るものがありますね。B&Bさんが今、これからの活躍に注目しているホープについても教えてください。
エミリアーノ・バルガス
「彼がリングインする時のオーラ、スター性がヤバい。この前の試合を観て来ました。会場を総立ちにさせてます。イケメンだしKO勝ちするし、何よりお父さんのフェルナンド・バルガスに対するリスペクトが凄いんです。勝利者インタビューで《もし父の50%でも自分に才能があれば、この先の未来は明るいんだ》と言って、隣で聞いてるお父さんがウルっと来てる。もっと調子に乗っても良いのに、常にお父さんを立てる事を忘れない姿勢が素敵です。ティム・チューの苦戦が続いている今、二世ボクサーの中では一番勢いがあります」
ジュリアス・バロ
「アマで凄い実績を残してプロ転向して来た22歳のアメリカ人選手で、ニックネームは《ジュージュー》なのでジュージュー・バロと呼んでます。彼のデビュー戦を現地観戦して期待感が高まりました。相手も強かったので圧倒は出来なかったけど、それでも高いポテンシャルを感じさせる内容だったと思います。彼の動画も出してるので是非見てみてください!」

マーカス・ルーサー
「黒人のアメリカ人選手です。おそらく3年後には全世界のボクシングファンに彼の名前が知れ渡る事になります。アマでとんでもなく実績を残しててルックスもボクサーっぽい面構えというか、良い顔をしてる。今20歳くらいのはずで次の五輪を目指しており、その後でプロ転向すると想像してます」
坂井優太
「日本のファンにも同じみのスーパールーキーです。坂井選手とお話した事があるんですがめちゃくちゃいい子でしたし、期待通りの素晴らしいパフォーマンスを見せてくれてます。凄くスケール感のあるボクシングを見せてくれているので、この先も期待しかありません」
日本のコアファンはエミリアーノ・バルガスや坂井優太は知ってますがジュージュー・バロやマーカス・ルーサーまで知ってる人はまだ少ないはず。知らなかった方はこの動画でジュージュー・バロをインプットしておきましょう!→【ボクシングラジオ】新時代の天才
日本に無かったファンが作るYouTube
ここからはYouTuberとしてのB&Bさんに触れて行きます。YouTube配信を始めたきっかけをお聞かせください。
「実はYouTubeをやる前はブログを書いてたんです。2019年のWBSS決勝の井上尚弥vsドネアの頃、辰吉丈一郎→西岡利晃→ドネア→井上尚弥vsドネアに繋がるバンタム級の系譜が胸に来るものがあり、文章を書くって難しいなと思いながらも、ボクシングの感想をブログで発信するという事を何ヵ月か続けてました」
「そしたら2020年にコロナでNYがロックダウン。友達に会えず自宅でボクシングの試合を観ながら酒を飲むしかやることがなくなりまして。その時に仕事がデザイン関係なのもあり、ボクシングを題材に何か作りたいクリエイティブ欲が沸いたんです。書くより喋る方が得意かもしれないと思ってYouTubeにトライしました。誰に観て貰うとか全く意識せず趣味としてです」
クリエイティブ欲の向かう先の選択肢はいくつかある中で、YouTubeに向いた理由も興味深いです。
「英語の勉強を続けてきたので、それを活かすチャンスだなと。日本からNYに来た時は英語が出来なかったので、ボクシングのインタビュー動画を教材にして、リスニングの為にYouTubeを見まくってたんです。それとアメリカでは選手でも関係者でもない《ファン》が好き勝手にボクシングを語るチャンネルが沢山あるのに、日本はファンがやってるチャンネルがほとんどない。あったら面白いのに!と思っていたからです」

確かにそうですね。ファンがやってるチャンネルはコロナの頃はほぼ無かったし、今も数は少ないと思います。
「ファンが発信するボクシングコンテンツってブログしかなくて。Tokkyさんのブログ「進撃のボクヲタ(後にBOXINGONEに改名)」は初期の観戦記の頃から読んでました。自分以外のファンがどう思っているかを深く知れる場所はブログだけ。YouTubeには無い。だけどアメリカにはファンがボクシングを語るチャンネルが沢山ある事にカルチャーギャップを感じてたんです。そこにコロナが来て自宅時間が増えたので、それなら自分がやろう!と思ったわけです」
そういう経緯でしたか。丁寧な編集をされていながら、更新頻度が落ちないのが凄いなと思っていつも見てます。
「初期の頃はサムネイルが全部一緒なんです。更新を止めず続ける為にテンプレ化しようと思って、一個のサムネイルを使いまわす簡素な内容でした。何の参考画像も差し込まず音も最悪でしたし。徐々に見てくれる人が増えてきたので、もうちょっと編集を頑張ってみよう、もうちょっと良いマイク買ってみようと少しずつステップアップ。アメリカ開催で決定してた井上尚弥vsカシメロがコロナで中止になったので、もし開催してたらこんな展開になってはずというのをネタに話してました。それが初回の動画です」
凄い偶然!YouTubeとブログで違うけど同じことをやってますね。僕も井上尚弥vsカシメロがもし開催されていたらをネタに幻の観戦記を書いてました。やはりシンパシーを感じます(笑)
B&B流 絶対に譲れない4つのモットー
僕はブログの更新頻度に波があり、なかなか一定のペースで更新が出来てないので聞きたかったのですが、動画の更新を続けられるモチベーションの源は何ですか?
「シンプルに見てくれる人がいるからです。贅沢な話ですが、これで再生回数が0だったら続けてられないと思うんです。自分で自分に課すハードルみたいなものは自然と上がって来てるんですけど、見てくれる人が増えてる事で乗り越えられています。ライトな感覚でボクシングに触れてくれた人、凄くコアなファンの人、様々な層のボクシングファンがいいねボタンを押してくれたり、コメントを残してくれたり、わざわざDMで感想を送ってくれたりだとか…本当にありがたい。凄くモチベーションになってます」
僕も文章のライティングをしているので、動画編集の大変さを少しは想像できるのですが、このクオリティの動画をこの頻度で出すのめちゃくちゃ大変ですよね。ちゃんと寝てますか?
「睡眠時間は無くなっていきますよね(笑)15分の動画を1本作るのに情報整理だけで数十時間、内容によっては百時間かける事もあります。情報はしっかり纏めて自分みたいなマニアの人が見て楽しめる内容にしたいので妥協はしません。平日に朝5時まで作業するとかザラです。昼間は会社員としての仕事もするので、平日の睡眠時間はYouTubeを始めてから平均3時間ぐらいです」

とてつもない熱意。僕も本業の会社員をやりながら出版したり忙しいねと言われる事がありますが、睡眠3時間なんてとてもムリです(笑)
では、動画制作を続けるうえでB&Bさんが大切にしている事。自分に誓っているモットーがあると思いますので、お聞かせください。
第一次産業であるボクシングに利益を還元
「ボクシングの事を喋って利益を得ているのだから、現地観戦の頻度を増やすべきという考えです。あくまでボクシングという第一次産業があって、それを利用して動画を作ってる僕は第二次産業コンテンツクリエーターですから。第二次産業はそこで出た利益を第一次産業に還元しないと循環しません。なのでYouTubeで利益を得たらチケットを買ってボクシング興行に行かなきゃというちょっとした使命感ですよね。シンプルに好きだから行きたい!というのもありますが」
…考えた事も無かった発想です。自分の様な《ただの好き》とは違う深い思考とパッションに感心してしました。
他のジャンルに接して、アウトプットの質を上げる
「このペースが続くと体力的に厳しくなってくるかもしれません(笑)なので、無理なく続ける為にあえてYouTubeから離れる時間を作ったり、ランニングを趣味にしたり、友達と田舎の方に行ってのんびりする時間を意図的に作ってます。本を読むの事も趣味にしました。これはアウトプットを質を上げる為でもあります。インプットがボクシングだけに偏らない様にジャンルの違う本を年間で50冊読む事が目標です」
他のジャンルにも深く接する…それも心から共感します。まだ出来てませんが僕も同じ事をやりたいと考えてました。納得。
再生だけ回る薄っぺらい動画は作らない
「僕は綿密に情報を纏めてから喋るスタイルなので、短期間に沢山の動画は出せません。例えば細川バレンタインさんって凄い頻度で動画を出しますよね。1日で複数本出す時もあるし。編集を加えずに喋って見て貰えるスタイルは彼の才能あってのもの。僕のやり方ではあんなペースでは出来ず、注目試合が重なる時は全部は作れないので選ばないといけない。もし体があと3つあったらこの試合もカバー出来る、あの試合もカバー出来るのにと悔しい時もよくあります」
短期間に試合が集中しても、B&Bさんは絶対に雑な動画を上げたりはしてませんね。
「同時期に10試合あって、その中から選ぶとなるとどうしても人気のある試合になってしまい、それだと他のチャンネルとトピックが被ってしまうんですよね。注目試合の後、日本のボクシング系チャンネルが感想動画をバーッと一気に公開しているのに、NYは時差があるので僕が公開するタイミングはどうしても遅れがちです。再生数の事を考えると、中身は薄くてもスピード優先で早く出す方が再生数は回るんですが、そういうコンテンツ作りは絶対にしたくないという拘りがあります」
尖らせるB&Bのオリジナリティ
「注目度の高い試合を扱って沢山の人に見て貰う事も必要だし、こんなマニアックな情報も扱うのか!というのも必要で両方のバランスを大切に考えてます。BOXING and BOXINGならではのマニア向けの動画は定期的に作って行きたいと思ってて、若手のジュージュー・バロの回がまさにそれです。ジュージュー・バロの話をしてるチャンネルは他にありませんから。これは僕がアメリカに住んでいて、実際に彼の試合を観戦してるから話せる事なので、このチャンネルで発信すべきコンテンツだと思ってます」
分かります。僕もブログ記事に書く情報や、Xで投稿する情報は〈大衆向け〉と〈オリジナルを出すニッチ系〉に分けて考えており、大衆向けの記事を書いた方がPVは伸びる事を知りつつも、選手のセカンドキャリアやお店レポの様なニッチ系に注力したい。そこの絶妙なバランス感覚ですよね。
「そういう事も含めて、とにかくYouTuber活動が楽しい。寝なくても頑張れちゃうくらい楽しいんです。こんなに沢山の人に見て貰えるとは思ってなかったので、すごく運が良いと思ってます。SNSでもこんなにXでフォローしていただけるなんて不思議な感覚なんです。好きな事だから続けられてます」
選手へのリスペクトとファンへの配慮
今までのYouTuber活動の中で、一番嬉しかった事を教えてください。
「素晴らしい出会いがある事です。今Tokkyさんと話が出来ている事もそうです。具志堅用高さんや田中恒成さん、細川バレンタインさんや森合正範さん。こんなに沢山の有名選手や関係者と繋がりが持てるなんて全く想像してませんでしたから。まさか推しボクサーの田中恒成さんとコラボ出来るなんて…YouTubeをやって来て良かったと思える瞬間のひとつです。実は僕のチャンネルって、ファンの人だけではなく選手も意外と見てくれてるんですよ。こうなるとは思ってませんでした」
BOXING and BOXINGは今やファン、選手、関係者の誰もが知るボクシングチャンネルですから。
「ありがたいです!ファンが勝手にああだこうだ言ってるチャンネルは、続けて行くとボクシング業界から嫌われていくと覚悟してたんです。現場の状況や舞台裏は何も知らずに話してるわけですから、関係者からは嫌われてファンの中では内輪で盛り上がれる場所になっていくと想像してました。それが意外や意外。最近は選手や関係者の人からコラボのお声掛けをいただく事も増えて来て、驚いてるんです」
それはきっと、動画を通してボクシングへの熱いリスペクトが伝わってるからだと思います。
「昔、バイク事故で生死を彷徨ってボクシングに救われた事があるんです。ボクシングの凄さに。ボクサーの強い生き方に。《こんなに凄い選手達がいるんだ。僕も頑張って生きなきゃ》と思わせられたので、ボクシングへのリスペクトを忘れない様にしてます。動画制作の時に事前の情報収集を手抜きしないのもそこから派生した考え方です。もし選手が見た時に、この情報おかしいよって思わせちゃったら申し訳ないのでちゃんと調べるし、必ず裏取りもします」
そういった選手へのリスペクトだけではなく、視聴者を不愉快にさせない為の動画内での配慮も素晴らしいと思うのですが、B&Bさんの中でそういう意味での基準ってありますか?例えばこういう言葉は使わない。こういう表現はしないという様な。
「変に人の感情を煽る様な話し方はしません。ラジオ的コンテンツのテクニックの観点からだと、善し悪しを断定して煽る言葉を使った方が再生数も伸びるし視聴者も聞きやすいとは思いますが、そういう事はしたくありません」
そうしたくない理由まで、深掘って聞いてもよろしいでしょうか。
「最近はリング禍の問題もあって、ボクシングの存在意義みたいなものを世間から突っ込まれる事も少なくありません。社会に必要ないと言われかねないスポーツを取り扱っているのですから、少しでも興味が沸いて見に来てくれた人に丁寧に接したいんです。ちょっと興味が沸いて僕のチャンネルで初めてボクシングに接した人に《やっぱり下品で野蛮そうだからやめとこう》と思わせちゃったら、第二次産業コンテンツクリエーターとして、ただの邪魔になってしまう。だから僕は第一産業であるボクシングの世界に対して最大限にリスペクトフルな姿勢をとり続けたいんです」
試合の感想動画の時、最初に《ネタバレになってしまうので、観てない人は観てから戻って来てください》と必ず言いますよね。離脱されないかどうか冒頭の大事なところで必ずあのコメントを入れる辺りに、B&Bさんの拘りを感じてます。
「YouTubeって、耳だけで聞く音声コンテンツとしての役割も強いので、通勤途中だったり家事をしながら《ながら聞き》してる人も多いはずです。自動で次の動画に行く設定にしてる場合、自分が観ようと思っていた試合のネタバレを突然聞いてしまったら辛いじゃないですか。ボクシングファンが作ってるチャンネルなのだから、そういう感覚は意識しなきゃと考えてます。何となくどっちが勝ったか分かる様なサムネ作ってんじゃん!と突っ込まれたことはありますけどね(笑)」
ながら聞きしてる人の状態をそこまで考えてるなんて素晴らしいです。僕はハッキリ言って真逆のリアクションをしてましたから。はじめの一歩の千堂武士vsアルフレド・ゴンサレス戦の決着がついた時に《よっしゃ千堂が勝った!》ってXで呟いたら、ネタバレするなと怒られる。内山高志さんの世界戦がテレ東で15分遅れのディレイ中継だった時に現地から呟いたら、ネタバレするなと怒られる。その度に《嫌ならSNS見るなよ》と喧嘩してましたから(笑)ブログ更新とX投稿がメインの僕はB&Bさんと同じ様にする必要はないものの、丁寧な思想の部分は参考にさせていただく必要があると思いました。
「嬉しいです。そんな細かいところを見てくださる人ってなかなか居ないのでありがたいです」
いつも動画を再生すると、今日もちゃんと言ってる!と思いながら聞いております。
ボクシングの魅力とは?
それではストレートな質問行きます。B&Bさんが思うボクシングというスポーツの魅力とは?
「うわ~。それだけで軽く5時間は語れますね。ボクシングマニアをやってると、友達からなんでそんなにボクシング好きなのって聞かれるじゃないですか。好きだから好きなんだ!が答えではあるんですが、自分の中にある思いを言葉にしてみます」
KOというコンセプトの残酷な美しさ
「ボクシングのKOは選手が行動不能になっていて、絶対的な勝敗が明確に状態として表れてます。点数の差やタイムの早さを競う他のスポーツは、人間が勝手に決めたコンセプトなので自然界的には不自然な形なんです。どっちの点数が多いか、どっちのタイムが早いかって結果をライオンが見たら理解は出来ません。でもボクシングのKOは違います。敗者が倒れて行動不能になってる一方で、勝者はそれを見下ろして立っている。ライオンやシマウマが見てもあいつが勝ったんだろうなって情報として伝わると思うんです。この絶対的な違いが勝敗の中に組み込まれているのが、勝負事を凄くシンプルに残酷に示してる。そのKOというコンセプトに美しさを感じます」
自然界的には不自然な形…今まで考えた事も無かった観点でとても新鮮です。
立ち上がってどうする?人生のメタファー
「10カウント以内に立ち上がれば続行できるチャンスを与えるという、ノックダウンのコンセプトも凄く好きです。ここで諦めずに立ち上がれるのか。立ち上がった後に何をするのか?という部分が人生的なメタファーに置き換える事が出来て、自分が辛い時に支えてくれるんです。あの試合であの選手が見せてくれた姿を思えば、自分の状況なんて大した事ないじゃん!と思えるんです」
間違いないです。シリモンコン戦でJOE辰吉が見せてくれた姿を思えば、大抵の事は大した事ない!
ボクシングだけが生む果てしない感動
「一度の敗戦がここまで重いスポーツをボクシングの他に知りません。なんで野球選手を目指す人が多いかって、試合のスケジュールが年間で決まってて、大企業がチームをスポンサードしてくれて年俸契約が出来るシステムが確立されてるからです。ボクシングの場合はいつ試合ができるのか分からない。毎試合が勝つか負けるかの勝負。一度でも負けたらどん底まで突き落とされる可能性があり、且つ勝負の中にKOという絶対的な敗北の恐怖がルールに組み込まれている。なのに9割以上のボクサーはボクシングだけでは稼げない。そんな世界でのし上がろうと頑張る選手がいてくれて、観るファン達に感動を与えてくれるんです。自分には絶対に出来ません。そんな世界に生きて楽しみを与えてくれるボクサー達には感謝しかありません」
多くても1年に4試合しかできない中で、365日の中でたった4日しか自分を見せる機会が無くて、他の361日は誰にも姿を見られない。でもそこでボクサーとして生きれてないと試合に勝てない。本当に厳しい世界ですよね。あり得ないくらい。
「僕はそんな世界にはとても生きられませんよ。勝ってもこの相手だったら当然でしょうとか言われるんです。信じられません。どんな相手でも1対1の勝負で勝つってどれだけ大変か。世界タイトルマッチで勝つなんてどれだけとんでもない事か!僕はデザインの仕事をやっているのですが、例えばデザインの世界選手権の大会が年に4回あって、そのうち1回でも勝てなかったらデザイナーとして評価は地に落ちる状況の中で、その4日の為に361日準備をし続けるって考えたらストレスで死んでしまいます。ボクサー達はそんな凄い事をやってるんだと思うとリスペクトしかないですよね。そんな世界に生きるボクサー達がリングで繰り広げる、心震える様な素晴らしい試合に出会えた時の感動と来たら…もう言葉に出来ません。ボクシングでしか味わえない果てしない感動です」
いや~熱い。オンラインで話してるのに、B&Bさんのボクシング汁がLAから海を超えて日本まで垂れて来るのを感じてます。This is BOXING!
まだ見ぬ未来への期待
最後にB&Bさんのこれから先の目標、やりたい事について教えてください。
「楽しむことを忘れず、手を抜かず、一生懸命に拘りを持って活動していきます。年間100本の動画を作る事と、毎月100キロのランニングを目標として設定しました。これをコツコツ続けて行けば、また何か自分が予期しなかった楽しい出会いや出来事がきっとあるんじゃないかなと。そういう未来を期待しながら頑張ろうって思ってます」

そこも本当に共感しかないです。僕もブログや出版などやりたい事を続けてたら、想像もしなかった楽しい出来事があって、続けていればきっとまたあると期待してワクワクしてるんです!
「続けていれば。そこですよね。続ける事って一番大変だと思ってます。見てくれる人が増えていくに連れ、最初は一次的動機《ボクシングが好きでボクシングの役に立ちたい》がモチベーションになっていたのに、だんだんと二次的動機《チャンネル登録者数を増やしてお金を稼ぎたい》に飲み込まれていきがちです。でもそうなってしまうと辛くなるので、そうはなりません。常に一次的動機を忘れないこと。それを大切にしたいと思ってます。今日はTokkyさんと初対面で気付けば3時間。あっという間でとても楽しい時間でした。ありがとうございました!」
取材を終えて
選手でも関係者でもなく、1人のファンというポジションでこんなにボクシング愛溢れる動画を作ってるB&Bさんなら、僕のやりたい事に共感してくれるかもしれない。直感でそう思って、昨年出版クラウドファンディングを立ち上げた時、動画内で僕のプロジェクトを紹介していただけないかとDMを送りました。すると紹介だけでなく支援までしてくれたのです!その経緯を経て今回の機会に繋がったのですが、本当に取材というより《ボクシングが好き過ぎる友人との時間忘れトーク》そんなひと時でした。

「第二次産業は第一次産業に利益を還元するべき」なんて考えた事も無かった発想ですが、とても納得感があり、同じボクシングコンテンツの発信者として必要な思考を聞けて良かったと思っています。アウトプットの質を上げる為に、他のジャンルにも深く接するという話は僕も同じことを考えていたので聞きながらわかる~共感!の連発。「コツコツ続けて行けば、また何か自分が予期しなかった楽しい出会いや出来事がきっとあるんじゃないか」と目を輝かせながら語るB&Bさんはとても眩しく、初対面とは思えない親近感が爆発しまくりでした。この長い長い17,000文字の記事をラストまで読んでくれた読者の皆様も、きっと爽やかな読了感に浸ってくれている事でしょう。
YouTuberであり一人の眩しいボクシングファンであるB&Bさん。これからもBOXING、BOXING言い過ぎなオープニングトークを楽しみにしてます。以上、愛すべきファン達#4「NY在住ボクシングYouTuber BOXING and BOXINGの情熱」でした!



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