皆様こんにちは。
ボクサーのお店レポ、第62回はこちら。
協栄ジムの元ボクサー山澤健治さんが2008年にオープンさせた居酒屋。板橋の「酔い心地 真っ先」です!
16歳で茨城から上京し協栄ジムからプロデビューした山澤さんは、12戦8勝7KO4敗の戦績を残して料理人の道へ。店名の由来は尊敬する協栄ジムの先代・金平正紀会長のお名前の正紀からの「真っ先」にしたとのこと。
中野吉郎さんからこのお店の事を聞いて、さっそく突撃して参りました。感動の真っ先デビューの日の思い出を共有いたします。
場所と外観
都営三田線「新板橋駅」A3出口から徒歩2分、JR埼京線「板橋駅」西口から徒歩3分、東武東上線「下板橋駅」から徒歩8分という好立地。この日は埼京線の板橋駅から向かいました。
西口を出たら旧中山道を渡るのですが、この三井のリハウスがある交差点。ここまで来たらあとは真っすぐ歩いていけばOK。
右手にお店が見えて来ます。徒歩3分はあっという間。到着!「酔い心地 真っ先」
アットホームな店内
席数は約16席ぐらいで、昼のランチタイムは2人体制。それ以外の時間は山澤さんお一人で調理も接客も対応します。
カウンター席にふらっとやって来て、真っ先ファンになって常連になるパターンが多いのかもしれません。そんな感じのお客様が沢山。
カウンター席の一番端に座りました。黒板のメニューも良く見えるし、料理する山澤さんの姿もバッチリ見えます。
最大6人で座れるテーブル席。この日は一人でカウンターでしたが、次回はボクシングファンを誘ってこの席を使ってみようかな。
メニュー紹介
店内に置かれているメニューです。
・ドリンク
・単品、おつまみ、刺身
・定食
昼も夜も同じメニューで、昼はランチに定食目当てで来る人が多く、夜はお酒を中心に使い方は色々です。
真っ先の逸品たち
実は場所が近いのでランチで2回、夜飲み1回で既に計3回も来てます^^山澤さんの自慢の逸品たちをご紹介。
とろサバ焼き定食
一番人気のとろサバ。この絶妙な焼き加減はおそらく加熱する時間を秒単位で管理してるのでは。旨味の塊がとろっと口の中に広がる感覚は一度味わったらやみつきに。
真っ先特製カレー
濃厚なルーに拘りの蒸し野菜を盛り付けた、真っ先の特製カレー。毎回「ご飯の大盛り無料ですがどうします?」と聞かれ誘惑を断ち切るのが大変です。写真は並盛り。
crazyレモンサワー
ここからは夜飲みに行った時の逸品です。生ビール2杯行ってからのレモンサワー。crazyレモンサワーって初でしたが劇的に好みの味。
焼き茶豆
焼いた枝豆を程よく塩で味付けたこの焼き茶豆。焼いた枝豆って実は希少ではないでしょうか。他店ではあまり見かけません。ウマい。
自家製ポテトサラダ
ごりっと男らしいサイズのジャガイモかと思いきや、口に入れたらまろやかに広がる自家製ポテトサラダ。味付けも良い。
熟成ビン長まぐろ刺身
刺身にはうるさいつもりですが文句のつけようがありません。しっかり熟成させたまぐろのココだ!というところが切り取られています。
山澤さんとの会話録
デビュー戦は1996.8.26の両国国技館。あの勇利アルバチャコフvs渡久地隆人の前座!プロ戦績は12戦8勝7KO4敗で勝つも負けるもKO決着のファイタータイプだったという山澤さん。
憧れは辰吉丈一郎
日本ボクシング界が生んだ偉大なカリスマ王者、辰吉丈一郎。ボクサーを目指すきっかけはジョーの試合だったそうです。
「憧れのボクサーです!辰吉vsリチャードソン戦の感動は忘れられません。永遠のカリスマですよ。息子の辰吉寿以輝も連勝して頑張っているので上にいって欲しいですね。辰吉の試合の事は今でもよく思い出します。シリモンコン戦も素晴らしかった」
井上尚弥は漫画の世界
ボクシングから離れた生活になった今でも、モンスター井上尚弥の試合だけは見るとのこと。
「お店で忙しくても、リアルタイムで中継を見れなくても必ず見てますし、見たい!と思うボクサーが井上尚弥です。過去の世界チャンピオンと比べても彼は本当に別格だと思います。あの強さはもはや漫画の世界。いつ階級を上げるのか分かりませんが、どこまで行くのか楽しみですね」
金平正紀会長への思い
店名の由来と、恩人への感謝の気持ちを話してくれました。
「当時16歳。何も持たずに茨城から上京してきた僕を先代の金平正紀会長が受け入れてくれて…感謝の気持ちはずっと忘れません。店名の真っ先も金平正紀会長のお名前から取ったんです。先代がいたから今の僕がある。それほどの存在です」
酔い心地真っ先はこういう場所
お客様一人一人と触れ合えて、気配りが出来る店。何より満足して帰って貰えるお店にしたいと話す山澤さん。
「その為に小さいお店にしました。自分の家の近くにこういうゆっくり贅沢な時間が過ごせるお店があったらいいなぁと。そう思えるお店作りを心掛けています」
チャンピオンになりたかった
帰り際、山澤さんが一言。こう呟きました。「チャンピオンになりたかったなぁ」
お店巡りをしていてよく聞く言葉です。なれる人は僅か。でも、なれる人がいるのは、なれなかった人達がいるから。第二の人生を懸命に生きて、誰かを幸せにする元ボクサー達の姿。立派です。ファイティングポーズをお願いすると、久々なのにサマになる瞬間がたまらなく好きです。
真っ先の推しポイント
真っ先デビューの記事と言いながら3回も行ってる人が言います。ここは一度行ってみてください。推しポイントはこの3点。
真っ先はココが凄い!
- 魚系定食の極上ぶり
- 一流の日本酒揃い
- ボクシング会場が近い
魚系定食の極上ぶり
一番人気のとろサバ焼きをはじめ、めざし焼き、銀鮭焼き、ほっけ焼き。どれも極上!ランチに行って定食にするも良し。夜飲みでつまみにしてもOK。
一流の日本酒揃い
日本酒・焼酎の知識は一通り頭に入っているという山澤さん。僕は詳しくないのですが、隣の日本酒通っぽいお客様が山澤さんの銘柄説明をすごく褒めてました。更にKIRINが選ぶ《美味しいハートランドビールが飲めるお店100選》に選ばれた実績あり!
ボクシング会場が近い
板橋は都心から埼玉からも超近い、とんでもなく便利な場所です。後楽園ホールがある水道橋駅→板橋駅までの電車移動時間は約30分ですし、埼玉スーパーアリーナがあるさいたま新都心駅→板橋駅までの電車移動時間も約25分という距離感。
SNSやブログはこちら。今更新頻度が高いのはインスタみたいですね。ぜひフォローして真っ先情報をキャッチアップしてください。
男・山澤健治の自慢の逸品達は味わいに行く価値あり。立地も後楽園ホールからも埼玉スーパーアリーナからも30分以内に行けるという便利過ぎる場所ですよ。おすすめです!
以上、第62回ボクサーのお店レポ「協栄ジムの元ボクサー山澤健治の居酒屋。板橋の酔い心地 真っ先」でした!最後に地図と概要を貼っておきます。
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