皆様こんにちは。ファンにスポットを当てたシリーズ「愛すべきファンたち」#2は芸人のヒロさんです。相方の雄大さんと2人で結成したお笑いコンビのぷれいぼうるで活動しつつ、ヒロさんピンでも冨樫リングアナのものまねがバズったり、イベントのリングアナを担当する活躍ぶり!そんな彼のボクシング愛をじっくりとお伺いして参りました。その一部始終をどうぞ。
ボクシングとの出会い
ヒロさんがこれまでSNSにアップして来たリングコール動画や普段の投稿内容から、とても熱量の高いボクシングファンだと感じております。ボクシングとの出会いから教えてください。
有明での眩しい激闘
「2017年の5月でした。17歳の高2の時にテレビで観たスーパー2DAYS《村田諒太vsエンダム初戦、井上尚弥vsリカルド・ロドリゲス》がきっかけです。あの試合を見て本格的にハマったんですよ。ゴールデンタイムに2日間連続で放送してたのを見て、これはとんでもなく面白いスポーツだぞ!と引き込まれました。村田諒太vsエンダム初戦は村田選手の勝ちだと思ったので採点に納得はいかなかったんですけど、それなら2人の再戦が見たいと思い、更に興味が沸いて来たんです」

確かに内容の濃い試合が集まった有明2DAYSでしたね。僕は現地観戦でした。2-1でエンダムが勝者コールされた時の空気感を鮮明に覚えています。
「村田諒太選手と井上尚弥選手。タイプの違う2人のスター選手の眩しさに感銘を受け、そこから地上波でやっているボクシングの試合を欠かさず見る様になりました。その頃は地元の和歌山県に住んでいたので深夜のフジボクシングなどの放送は観ることが出来ず、Youtubeや専門誌からの情報収集が日課でしたね」
深夜バスで初の生観戦へ
ヒロさんが初めて生観戦に行ったのはどの試合ですか?
「和歌山から深夜バスに乗って行ったWBSSの井上尚弥vsパヤノ戦です。試合は一瞬で終ってしまったんですが、とんでもないものを観た!!という感激でしばらく興奮が冷めませんでした。セミの拳四朗vsメリンドも超良い試合だったのにモンスターが全てを持って行きましたね。完全に語彙力を失ってヤベーしか言葉がでませんでした(笑)」

あれは衝撃的なKO劇でしたね。僕も現地でしたが声も出ませんでした。それにしてもメリンドという名前がすぐ出て来るのは凄い。ヒロさんは井上戦で腰を痛めて棄権したドへニーを見てすぐに「まるでドネア戦のバーネットみたいだ」とXに投稿していました。
忘れられない伝説の試合
ヒロさんがボクシングにハマってから、これまで観戦して来た中で特に記憶に残る試合3選を教えてください。
村田諒太vsロブ・ブラント2
「村田選手が勝った瞬間、大阪エディオンアリーナが揺れてました!最初にダウンを奪った時と、最後のストップを呼び込んだ時…リングを囲む空間が地鳴りの様に揺れてて最高でした。村田選手本人はまだ止めないのか?レフェリーよもう止めろ止めろと思いながら打ってたらしいのですが、ストップのタイミングは丁度良い様に見えましたね。試合後にジミーレノンさんと記念写真を撮れたのも良い思い出です」

あの試合を現地観戦とは羨ましい!僕は残念ながらテレビ観戦でした。今思えば無理してでも現地に行けばよかった…と後悔しているスペクタクルファイトのひとつです。
井上尚弥vsノニト・ドネア2
「WBSS決勝での初戦も素晴らしい試合で、あの初戦から繋がる続編のパート2が開催される映画みたいなストーリー。初戦の幻の10カウントは納得出来ませんが、ドネアのパフォーマンスは素晴らしかった。ドネアが世界王者に返り咲いてウバーリやガバリョという強豪に快勝してからの再戦という盛り上がるプロセス。ワクワクさせられた後で…あの衝撃決着ですから。井上選手が強すぎた。この試合での井上選手のヘアースタイルがめちゃくちゃカッコいい!」

同感です!あの試合の銀髪サイコーに似合ってますよね。井上尚弥専属美容師の上園義幸さんのインタビュー記事でも書きましたが、ドネア2はモンスターファンの中でも人気が一番高い髪型です。
村田諒太vsゲンナジー・ゴロフキン
「あのGGGが日本のリングで観れるんだ!と発表があってから試合当日まで楽しみで楽しみで。チケットを応募しても抽選に外れて買えなかったんですが、SNSで譲ります投稿を見つけてなんとか滑り込みで現地観戦できました。村田選手が序盤から積極的に攻めて盛り上がりましたね。入場セレモニーで巨大モニターにGGGが映った瞬間の興奮は忘れられません」

僕は初めてボクシングの試合でリングサイト220,000円のチケットを買ったのがこの村田諒太GGG戦なのですが、近い席で観れて良かったと心から思いました。それだけの価値がある2022年の最高試合です。
名勝負を漁る楽しみ
ボクシングにハマっていくと、リアルタイムで観る試合を楽しみつつも過去の名勝負や名選手の膨大な試合映像をYouTubeで漁る事になると思います。動画で見て特にグッと来た試合や選手など教えてください。
座布団が舞う!浜田剛史の世界奪取
「試合開始と同時に浜田剛史さんがレネ・アルレドントに襲い掛かって、見事に捕まえて初回KO勝ち!会場の両国国技館に沢山の座布団が舞うシーンに感動してあの動画を何度も観てます。今は両国で世界戦があっても座布団はないので…あの時だけの伝説の映像ですよね」

辰吉丈一郎のカリスマ性
「辰吉選手が入場する時のあのカッコ良さ!入場曲の死亡遊戯の曲調、雰囲気が彼のボクシングロードの波乱万丈ぶりとマッチしててめちゃくちゃ惹きつけられます。試合は日本タイトル戦から世界奪取、負けた世界戦も含めてどの試合も彼の生き様を感じさせてくれる素晴らしい内容だと思いました。多くの人々が彼に熱狂したのが良くわかります」
テオフィモ・ロペスの華やかさ
「現役選手と過去の名選手たちの中で、海外で一番好きなのがテオフィモ・ロペスです!ルックスも戦い方もとにかく華がある。KOを狙う戦い方が好きです!ロマチェンコから統一タイトルを獲るまでの試合のKO集が凄く好きで何回も観てます。試合ごとにパフォーマンスにムラがある所もまた人間っぽくて憎めないですし、しっかり仕上げて来た時の彼は素晴らしく強い!次の試合が楽しみですね」
現役の推しボクサー
1人のボクシングファンとして、現役選手の中でのヒロさんの推しボクサーは誰ですか?
憧れのスター・井上尚弥
「井上選手がXで僕のリングコール動画に反応してくれたからではなく、その前から一番好きです!ルックスもリングパフォーマンスも魅力的過ぎます。彼はどの階級まで戦えるか?がよく話題になりますが僕はフェザー級でも4団体統一できると思います。本当は今の時点でもう5階級制覇ですよね。フライ級でレべコと対戦してたらきっとKOで勝ってたと思いますから。それと自分の髪型、尚弥ヘアを意識してます!Tokkyさんが井上選手の専属美容師の上園義幸さんのインタビュー記事を書かれてるのを興味深く読ませていただきました。いつかEARTHに行って上園義幸さんに尚弥ヘアにして貰いたいです!」

ずっと応援したい比嘉大吾
「大好きな選手なんです。ボクシングを好きになったきっかけの2017年5月のスーパー2DAYSで比嘉選手がスター性抜群な勝ち方で世界王者になりました。あの時から彼のアグレッシブな戦いぶりに惚れて、後楽園ホールでのブエナオブラとの再起戦も応援に行きましたし、ずっと彼を追いかけて来ました。会場で見つけた時に嬉しくてつい声を掛けてしまったのですが、凄く気さくに接してくださり更に好きになりました。もう彼の試合は観れないのですかね。引退はしないという噂もチラホラ聞きますが…どの道に進もうと彼のこれからを変わらずに応援したい気持ちです」

負けても魅せる佐々木尽
「気持ち良いくらい勇敢に相手を倒しに行くスタイル。ファンを盛り上げようとするサービス精神旺盛なパフォーマンス。初の世界挑戦は残念な結果に終わりましたが、結果は結果だと思うんです。佐々木選手の拳には日本人初の世界ウェルター級王者を願う沢山のボクシングファンの夢が乗っています。あのパワフルで闘志むき出しのボクシングが好きです。次の試合が楽しみです!」

ボクシングの魅力とは
ではストレートに質問させてください。ヒロさんが思う、ボクシングというスポーツの魅力って何でしょうか。

勝敗が読めない面白さ
「戦前の予想が五分五分の試合は率直にどちらが勝つか分からないのでドキドキしながら観れますし、8:2で不利と言われている選手が勝つこともあるのがボクシング。1対1で打ち合う勝負である以上、何が起きてもおかしくありません。最終ラウンドにワンパンチで決着する事もあるハラハラ感はボクシングでしか味わえないスリルです」
全ての選手に物語がある
「全てのボクサーはそれぞれの戦う理由を持って、何かを背負って、人生の歩みのなかであのリングに上がっています。試合で見せるパンチ力の強さやテクニックの巧さに加えて、その選手の戦う理由や背負ってるものを知る事で、より深く感情移入して試合に入り込めるのが面白いです」
光と影が表裏一体のコントラスト
「勝者が眩しいスポットライトを浴びる一方で、敗北と言う結果を受け入れざるを得ない敗者。光と影のコントラストがすごく明確ですよね。応援してる選手が敗者になった時、こちらも立ち直るのに時間がかかります。そういう気持ちを知っているので、応援している選手が勝者になった時も敗者の心中を想像してしまいます。そこも含めてボクシングの魅力です」
間違いない!背負ってるものや戦う理由に共感して応援してたボクサーが、絶対不利の予想を覆して大きな試合で勝った時の喜び、感動は他で味わえません。ボクシング最高です。
今後の目標と叶えたい夢
多くのボクシングファンが、井上尚弥vsマクドネル戦のリングコールのものまね動画を見てヒロさんの事を知ったと思います。何度見ても素晴らしいクオリティです!やってみようと思ったきっかけを教えてください。
リングコール動画がバズった経緯
「芸人として自分の個性をSNSで伸ばす方法を考えてまして、ボクシング好きを活かして《ボクシングあるある》のネタ投稿から始めたんです。長谷川穂積さんが井上選手の試合の解説の時に必ず言う言葉を引用させていただいたり色々なネタを公開して試行錯誤する中で、冨樫さんを真似るリングコールに思い至りました。井上選手のネリ戦はジミーレノンさんがリングアナで冨樫アナのコールは無かったので、僕が代わりに!というノリでネリ戦の井上選手コールの冨樫アナ版をやったら数字が延びたんです。これは需要がありそう!と思いまして。それで井上選手のマクドネル戦のコールを投稿したら、ボクシングファンのマチェンコさんがXで転載してくれたんです。その動画が跳ねて拡散されて、井上選手ご本人の目に届くに至りました」
似過ぎだろ!!!!!!!!!!! https://t.co/HZAm5yF8TF
— 井上尚弥 Naoya Inoue (@naoyainoue_410) May 13, 2024
元々の声自体が冨樫アナにすごく似てるかというと、そうではないけど努力で似せようと頑張ってるのを感じるんです。好きだからだろうなという思いが伝わるから聞いてて気持ち良いです。個人的にはRONSPOの本郷記者のものまねもツボってます!
今後の目標
お笑い芸人としての活動、ボクシングファンとしてのボクシングとの関わり、リングコールの取り組みなど含め、今後の目標について何か決まっている事があれば教えてください。
「お笑い芸人コンビ、ぷれいぼうるの活動やネタを魅力をもっと沢山の人に届けたいと思ってます。まずはそれが一番ですね。そこで自分に今よりもっと影響力が付けば、ボクシングにも何か恩返しが出来るんじゃないかと考えてます。本当に一番大好きなスポーツなので、引き続き一人のボクヲタとして名勝負を見逃さずに行きたいと思います!」
ヒロさん&Tokky の共通の夢
僕はいつかモンスター井上尚弥選手を取材して、ボクワンで記事に書きたいという夢があります。ヒロさんはリングコールをご本人の前でやってみたいと思いませんか?
「やらせていただきたいです!試合のリングでなくとも、お会い出来た時にご本人に聞いて貰えたら嬉しいですね。いつかTokkyさんが井上選手を取材して、僕は井上選手の前でリングコールをやる…そんな機会に恵まれたら最高です!」
取材を終えて
明るく元気なキャラで人当たりも良いヒロさん。想像していた通りの熱いボクシング愛!そして自分との共通の夢も見つかり意気投合。2025年5月10日の僕の出版記念イベントでは司会を担当していただきました。

イベント当日はヒロさんの美声で自分が紹介コールを受けて登場し、そこからプログラムが始まるという進行。ちょっとしたトラブルで空白の時間が生まれた時もヒロさんの「即興リングコールものまね」が大活躍!

先日のイベントの司会メンバーに書籍のお渡し会を開催。そこでヒロさんに僕の著書「拳人のセカンドキャリア」をお渡し出来ました。ありがとうヒロさん!
ヒロさんへのコンタクト
ヒロさんへコンタクトを取りたい方へ。SNSアカウントを紹介しておきますね。
自分がもっと影響力を持つ芸人になり、ボクシングに何か恩返しがしたい。その為にもぷれいぼうるの活動を頑張りますとと熱く語るヒロさん。いつか井上尚弥選手ご本人の前でヒロさんはリングコールを披露し、僕は取材インタビューをするという夢を一緒に叶えましょう。
以上、愛すべきファンたち #2「芸人ぷれいぼうるヒロのボクシング愛」でした!



コメント