皆様こんにちは。
ボクサーお店レポ第28回はこちら。
元日本バンタム級王者・安田幹男さんの「炭火焼鳥とり央」です!
村井勇希、芹江匡晋、児玉卓郎、山中慎介・・彼らとの激闘で2000年代前半の国内のバンタム級戦線を盛り上げてくれた安田さんが現役引退後、2018年2月にオープンさせたとり央。

食べログでの評判も高くてずっと気になっていたお店で、実は1度目の大阪遠征の日に突撃しようとしたら、予約一杯で入れない程でした。2度目の大阪遠征の時についに予約成功!
とり央デビューの日の感動を共有いたします。
お店の場所と外観
場所はJR東西線「新福島」駅から徒歩2分の好立地。このあたりは福島駅に新福島駅と似た駅名が近くにあるのですが、最寄り駅は「新福島」駅です。
1番出口を出たらこの景色。

横断歩道を渡ってしばらく歩くと、この脇道が見えてきます。
この脇道を右に曲がりましょう。

少し歩けば、すぐに進行方向の左手にお店が見えてきます。
ありました!
「とり央」

落ち着ける店内
L字のカウンターと4人掛けテーブル席が4卓ほど。暖色系カラーで統一された店内はとても落ち着ける雰囲気です。

この日はカウンターに座ったのですが、この椅子の形めずらしいですよね。座りやすくて疲れない。高さも丁度良いので姿勢が崩れない。
テーブル席はこんな感じ。

写真を撮り忘れましたが、お手洗いも客席のカラーを踏襲したインテリアで清潔感に溢れておりました。居心地抜群。

焼き鳥は全てが逸品
金曜日の開店時間ちょうどに入ったのですが、1時間も経たないうちに店内は満席。テンションが上がり過ぎた為、一部正しいメニュー名が思い出せないものもありますがご容赦ください。
・島らっきょう浅漬け

最初にいただく胃への潤滑油としてこれを。シャキシャキと食感の良さがたまりません。
・刺盛り5点

一言で言うと贅沢な味です。追加で一皿おかわりしたくなるぐらい。
とり央が使う銘柄鶏は熊野地鶏雌鶏で、その日一番状態のいい厳選された新鮮なものを使用。
・ポテトサラダ

クリーミーで濃厚なポテトサラダ。
はやくもレモンサワー2杯目。
お酒も進みます。
・皮引き

自称鳥皮好き。焼き鳥店では必ずこれを頼んでいるので、新鮮な銘柄鶏に拘って作っているのがすぐ分かります。滑らかな舌触りに絶妙な塩加減がたまらない。
・皮の揚げ物

自称鳥の皮揚げ好き。これもメニューにあったら必ず頼むのですが、断言します。これは食べなきゃ損です。カリッと揚がった銘柄鶏の皮。食べだしたら止まらない。
・ささみ

程良い量の山葵の乗せ加減が良い。柔らかさを保ちつつ、しっかりと火が通されたささみ。ウマい。
・つくね

一口でいけるか?いけなくもないサイズの柔らかいつくねちゃん。男らしく一口で仕留めました。
・せせり

せせりって普段はそんなに頼まないんですが、この日付き合ってくれた友人が好きだと言うので食べてみたら・・今まで知らなかった事を後悔。とり央のだから美味しいのかもしれませんが。
いや~感激の焼き鳥タイム。
評判が良いのが頷けます。
ふとインスタグラムのタイムラインを見たら3階級制覇のレジェンド・長谷川穂積氏も名店とり央を「日本一」と絶賛!

世界一の男が日本一美味しいと言っている事実。それにしてもこの親子丼マジ美味そうですね。今度行ったときはこれ食べたい!
安田さんの思い
店主の安田さんのアメブロ。
ご存知でしょうか。
不定期ながら更新されており、読むととても味わい深い安田さんの人柄が垣間見えるので、刺さったネタをいくつかピックアップさせていただきます。
とり央のオープン前。店内の内装工事中の時期に書かれている事が、このお店への彼の思いが凝縮されていて感銘を受けましたので、原文ママで共有いたしますね。
昨年から修行していた焼き鳥事業なんですが、色々な方のお力添えにより、この度独立する運びとなりました。まだまだ未熟者ではありますが日々、初心を忘れず価格以上の価値ある店舗造りを心掛けて精進して参りますので、これからもご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致しますm(_ _)m改めて思うのは自分の運の良さ、周りの人に恵まれている環境にただただ感謝でございます。10坪弱の小さなお店です。でも来て頂いたお客様、一人一人を出来る限り大切にしていきます。1回来てくれるお客様を100人より100回来てくれるお客様を1人。コレを目標に頑張ります!!!
熱い思いが伝わります。
「一人一人を出来る限り大切に」「1回来てくれるお客様を100人より100回来てくれるお客様を1人」すごく正しい考えだと思うし、具体的で素晴らしい。
更に、ブログには現役時代に拳を交えた山中慎介さんと行列で共演した時の事も書かれています。

自分から日本王座を奪って世界の頂点に上り詰めた男。山中さんの防衛ロードを熱い思いで応援していたという安田さん。
特に2016年9月16日の更新記事がまた最高です。ボクシングファンなら2016年9月16日と聞けばピンと来るはず。
そう。
山中&長谷川ダブル伝説試合の日。
山中慎介vsモレノ第2戦の日です。
あの熱狂のスペクタクル・ファイトを現地観戦していたという安田さん。興奮冷めやらなぬまま「出口で待っていれば、彼に会えるかもしれない」そう思って待っていたそうです。
そしたら・・
会えたそうです!!

・・・・ってモレノかい!笑
てっきり山中さんに会えたのかと思ったので見事にやられました。なかなか予測が難しいフェイントでしたね。
安田さんのそういうところ。
嫌いではないです。

各試合会場からの距離感
JR東西線「新福島」駅から徒歩2分のとり央。大阪と神戸のボクシング興行でよく使われる会場の最寄り駅から、新福島駅までのおおよその移動時間は下記の通りです。
エディオンアリーナ大阪
「南海難波」駅から
「新福島」駅まで約30分
大阪城ホール
「大阪城公園」駅から
「新福島」駅まで約15分
大阪市中央体育館
「朝潮橋」駅から
「新福島」駅まで約20分
インテックス大阪
「中ふ頭」駅から
「新福島」駅まで約35分
神戸ワールド記念ホール
「市民広場」駅から
「新福島」駅まで約65分
関西ボクシングの聖地、エディオンアリーナ大阪からは30分!安田さんの六島ジム時代の後輩である細川貴之さんのバーも近い距離です。とり央に行ってからのBar the GORILLA、なかなか通なコースですよ。
ちなみにこの日は午後イチに大阪に到着して、まずは正油ラーメン専門店「友愛亭」で噂の激うまラーメンをいただきました。
そして夕食にこの名店「炭火焼鳥とり央」の素晴らしい焼き鳥を楽しんだ後、細川貴之さんの「Bar the GORILLA」をエンジョイ。
最後は山中竜也さんの「おにぎり竜」の絶品おにぎりで締めるという満足度120%コース!
お店巡りのひとつのパターンとしてご参考ください。長谷川穂積氏も認めるとり央の味は体感しないと"損"です!以上、第28回ボクサーのお店レポ「元日本バンタム級王者・安田幹男が大阪市福島に構える炭火焼鳥とり央」でした。はやくまた食べたい・・!
最後にお店の地図と概要を貼っておきます。
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