イベント体験記

クラウドファンディング・内山高志との会食券GETの思い出

コロナショック元年の2020年。ボクシング界が受けた影響は大きなものでした。1度目の緊急事態宣言の後、東京と埼玉に2店舗のジムを構える内山高志さんは社員達の生活を守り、ジムを存続させるためにクラウドファンディングで支援者を募集。

 

全12種類の支援プランの中から運よく「会食券」への申し込みに成功し、 夢タイムを過ごした時の思い出を共有します。2020年10月15日。場所は荏原中町の忠さん劇場くいしん坊です!

 

黄金のリターン「会食」

2020年4月。1度目の緊急事態宣言が延長され、通常営業が出来ないワタナベボクシングジムはクラウドファンディングを実施。約700万円の支援金を集めファンの間でも話題になりました。

 

僕も微力ながら支援をして、リターンとしていただいたWBA世界Lフライ級王者・京口紘人さんのサイン入りグローブを部屋に飾って眺めていた5月のある日の事。ツイッターから内山さんもクラウドファンディングを立ち上げたというニュースが!

 

↓内山高志クラウドファンディング↓

ジムの存続とジムを支えるボクサーの生活を守るため

 

KODジムTシャツ、直筆サイン入りTシャツ、ビデオレター、サイン入りグローブ、マンツーマンボクシングレッスン…10種類を超えるリターンの中に「それ」はあったのです。

 

ウッチーと会食だとぉおおお!申し込まない理由はない。その場で即決済をして開催日の連絡が来るのを心待ちにしていました。当初は8月開催の予定でしたが、コロナ感染者の増減が落ち着かず会食タイミングが取りずらい状況が続きます。

 

申込日から5ヵ月後の2020年10月15日。ついにその日が訪れました。

実物は超小顔

その日は2時間休を申請し在宅勤務を17時で切り上げて会食の場所へ。ボクシングファンには同じみのワタナベジムトレーナー小口忠寬さんのお店、忠さん劇場くいしん坊。

 

入口のドアを開けたその瞬間!

11度防衛のスーパーチャンピオンが待っていてくれました。

 

「こんにちは!お待ちしてました」

素直な第一印象を一言。

 

…顔小さい!

テレビ画面を通しても小顔だと思うのですが、実物はさらに輪郭がシュッとしていて、体つきは超シャープ。

 

この会食企画は申込者をいくつかのグループに分けて1度に4人までという少人数制。この日は永井さんというファンの方も一緒でした。内山さん、KODマネージャーの村上さん、永井さんと僕の4人です。

 

掲載写真はご本人の許可をいただいております。

 

永井さんも今回のクラウドファンディングで支援をされた方なのですが、以前から色々と内山さんを支援されている熱烈内山サポーターの方との事。つまりこの中で内山さんと初対面なのは僕一人。

 

最初は4人で会話してましたが、かなり長い時間をサシトークで内山さんと飲めるという極上タイムが始まるのです。

スーパー王者絶賛のとりわさ

4人全員ハイボール好きという共通点がある様で、ハイボールで乾杯!次々に料理が運ばれてくるのですが…内山さんが僕に料理を取り分けてくれようとするのです。「やめてくださいチャンピオン!」

 

このお店の料理の素晴らしさは過去のお店レポでも書いているので今更言うまでもありませんが、内山さんが「一番好きなんですよ」と言って取り分けてくれたとりわさは絶品でした。鳥の旨味もダイナマイト級!

 

忠さんの名物と言えばとりわさ、山賊焼き、激マズカレーです。

 

どの様に素晴らしいかについてはボクサーのお店レポ第20回目の「忠さん劇場くいしん坊編」と、第30回目の「忠さん食堂編」をご覧くださいませ。

メモリアルトーク録

「Tokkyさん、いつ頃から見てくれてるんですか?」

「東洋を獲ったフセイン戦です!あれ見てから惚れました」

 

ボクシングにハマるきっかけは辰吉vs薬師寺戦だったことを話すと「わかるな~。世代は近いですもんね。僕たち」と、激しく共感してくれる内山さん。

 

内山さん79年生まれ、僕は80年生まれなのでほぼ同世代。1歳しか変わらない内山さんの圧倒的な活躍ぶりに憧れて影響を受けたファンの一人なので、こうしてゆっくり会話できるなんて嬉しすぎる。終始テンション上がりまくりでした^^

 

 

内山さんが世界王者だった2010年から2016年までの間に、この選手とビックマッチがやれたら…とファンとして対戦の実現を熱望していた選手が3人います。ユリオルキス・ガンボア、ニコラス・ウォータース、マイキー・ガルシア。

 

残念ながら幻で終わってしまったものの、もし彼らとの対戦が実現していればさすがに全員には勝てなくとも誰かにKOダイナマイトを炸裂させた事は間違いないですし、僕はこの3人全員に内山さんが勝つ試合展開の脳内イメージがあったのです。

 

特にウォータース!ウォータースがフェザー級でドネアをKOして世界的評価を上げた後、Sフェザー級に上げてタイトルを狙っていたタイミング。あの時に対戦が実現していれば
海外ファンに「世界のUCHIYAMA」を知らしめる事が出来た可能性は超高かった!結局ウォータースはWBAの内山さんではなく、WBOのロマチェンコに挑戦してギブアップ負け。あの当時想像していた内山vsウォータース戦の試合展開を思い出し、ご本人の前でつい熱く語ってしまいました。

 

「ありがとう。そう言って貰えて嬉しいよ。ボクサー冥利につきます」
ハイボールを良いペースで飲み進めるスーパーチャンピオン。

 

そういえばツイッターとインスタグラムで、事前に質問を募集したんだった。あの質問をしよう!

 

 

Q.一番嬉しかった瞬間は?

A.サルガドに勝って世界チャンピオンになった時です。入場する時、ああこれが憧れてた世界戦のリングか…って。翌朝、勝ったのは夢じゃないかと思って起きたら、いくつかの新聞が一面で扱ってくれたんですよ。世界獲ったんだって実感した瞬間でしたね。

 

Q.ロマチェンコと対戦するならどう戦いますか?

A.くっついて左ボディーです。離れてボクシングしてても厳しいでしょう^^
常にショートレンジでパンチを交換する試合展開に持ち込むしかない。徹底的に左ボディー狙いでいきます!

 

Q.結婚はしないのですか?

A.しないと決めているワケではありませんが、今のところ予定はないですね。ジム経営しながら、空いた時間で人脈交流もかねてお酒を飲みにくという今の生活が楽しいんですよ!

 

Q.試合中に右手を額に当てる仕草にはどんな意味が?

A.鼻炎です^^

 

Q.一番戦いたかった相手は?

A.マイキー・ガルシアです。ここだけの話、マイキーとやりたくてアラムと直談判しにアメリカに行ったんですよ。アラムは試合を組むって言ってくれたんです!でも、その後に諸々の事情で残念ながら実現しませんでした。マイキーは世界的な評価も高くて、スタイル的も自分と噛み合うと思ってたんですよ。対戦したかったなぁ。
(やれば年間最高試合級の内容でウッチーの7回2分58秒KO勝ちです。異論は認めねぇ)

 

スーパー王者の"プロ意識"

話していて実感したのは、内山さんが当たり前だと思っている事のレベルは非常~に高いという事です。例えば試合の打診から本番までの準備期間についての話。

 

「2週間前に試合を打診されて、準備期間が短いという理由で断るっていうのは僕の考えではプロじゃないなって思うんですよ。チャンスってそう何回も訪れるものじゃないですしね」

 

現役時代の内山さんはSフェザー級からほんの少し重い程度の体重を常にキープしてましたし、何なら今だってそう変わらない体形です。2週間前に打診された試合を準備期間の短さを理由に断るケースは業界的にはそれなりにありそうな?気がしますし、試合へのスタンスや調整スタイルは人それぞれだと思うのですが、Sフェザー級という激戦階級で世界の頂点に立ち且つ11回も防衛する人はまるで意識が違うなと。知っているつもりでしたが、ご本人の言葉を直接聞けて肌で感じることができました。

 

 

一言。かっけー!

 

今はジム経営をメインに活躍されている内山さん。KOD LAB の評判は高いです。東京の四谷だけでなく埼玉の春日部にも出店されてます。きっと内山さんのプロ意識がそのまま活かされた、他とは違う素晴らしいフィットネス・ボクシングジムに違いありません。

尊敬する人に感謝されるという事

楽しい時間はあっという間に過ぎていきましたが、場を締めるときに内山さんが言ってくれた言葉が忘れられません。

 

「ご支援いただいたおかげで、5月・6月の苦しい時も社員達に給料を払う事ができました。感謝の気持ちしかありません。本当にありがとうございます」

 

いい歳して泣きそうになりました。尊敬している人から感謝されるって、こんなに嬉しく素晴らしいことだったのか。2010年から6年間、毎年大晦日は内山さんのKOで締めるのが恒例で…強くてカッコ良い憧れの存在。その人が自分にありがとうとお礼を言い、心から感謝してくれている。この感覚はクセになりそうです。また味わいたい^^

 

この会食の後、ある知り合いからこう言われました。「えっ!クラウドファンディングのリターンで内山さんと飲んだの?言ってくれれば会わせてあげたのに」その人は悪気なく言ってくれたのですが、仮に共通の知り合いを通して内山さんと出会っていたら、こんな風に感謝の言葉を言って貰える展開にはならなかったと思うのです。

 

もし別の形でご一緒出来る機会に恵まれたとしたら、どうなっていたか。試合観てくれてたんですね、ありがとう!ぐらいは言って貰えたかもしれませんが、心から感謝される様な事はなかったです。今回、ジムのピンチに支援者を募る企画を内山さんが立ち上げて、そこに自分が”支援者として関わる”という事が出来たからこそ、この日の感動と感激は生まれたのです。

 

尊敬する人から感謝されるエクスタシーは今回切りでは我慢できない。もっともっと味わいたい。その為に自分の仕事も今よりもっと頑張ろうと思えました。

 

内山さん、村上さん、永井さん。最高のひとときをありがとうございました。そしてクラウドファンディングを考えた人、天才!

 

 

 

POSTED COMMENT

  1. みあか より:

    終始気持ち良いほどの内山さんっぷりですね!
    しっかりとあの声で再生されます(^^)
    そしてわたしの質問にも答えていただいてありがとうございました笑

    「誰かの紹介で会えた」より、「クラウドファンディングで感謝される」
    そこに価値を感じられること。
    まさにボクシングにおける
    「誰と、どんな試合をしたか」
    と同じだと思いましたよ☆

    • tokky7 より:

      みあかさん、ありがとうございます!本当に価値のあり過ぎる至高の時間でした。最高です^^

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